|
かつて、痔の診療や手術は、分娩台の上に乗るように、「あおむけに寝て、パンツを脱いで、股をひらく」というかなりはずかしいものだった、という話を聞いたことがある。
ところが、今回実際に痔の診療を受けてみるとちょっと違っていた。
診療の時は、横向きにベッドに寝て、ひざを曲げてパンツを脱いで、お医者さんの方にお尻をつきだす、というスタイルだった。しかも、股の前の方はタオルで隠してくれるので、(突き出しているお尻が自分の目線からは見えないということもあり)そんなに恥ずかしさを感じなかった。
ちなみに、お世話になった病院の診察室の中は、テーブルの高さぐらいのベッドが横向きに置いてあり、ベッドの向こう側にお医者さんがいるという形になっていた。そして2〜3段の階段を上りベッドに横たわりお医者さんの方にお尻を向けるスタイルだった。
はじめて診察室に入った時には、今まで経験してきた病院の診察室とあまりに風景が違うのでかなり面食らったが、今になってみると、よくできたシステムだと思う。
ところで、切開背膿手術や大腸内視鏡手術も診療と同じ体制で受けたが、痔ろう根治手術はうつぶせに手術台にかえるのように寝そべって受けた。いずれにしても、仰向けに寝なくていい、というのは羞恥心に配慮したいいシステムだと思う。 |